戻る 世界三大銘茶とは?〜紅茶について

紅茶の世界で言う世界三大銘茶とは、「ダージリン」「ウバ」「キームン」である。

ダージリン(Darjeeling)
「紅茶のシャンパン」と呼ばれる。産地はインド西ベンガル州最北端の山岳地帯ダージリン地方で、産地名がそのまま茶葉の名前となっている。高貴な香りと特有の渋みが特徴的。

ウバ(Uva)
産地はスリランカ。スリランカは古くからの紅茶の名産地で、イギリスの植民地時代にセイロンと呼ばれていたことからスリランカ産の紅茶をセイロンティーと呼ぶ。バラのような香りと心地よい渋みが特徴。ミルクティーに向いている。

キームン(Keemun/祁門)
紅茶の故郷である中国が産地。独特の燻り香があり、渋みの少ない紅茶。品質によって香り・味わいが大きく異なるため、いくつかの等級に分けられる。

紅茶の歴史
中国では紀元前2000年以前からお茶が飲まれていたと言われる。最初は薬として、そして次第に貴族の嗜好品として飲まれるようになる。
1600年頃にオランダの東インド会社が中国茶を持ちかえったことにより、ヨーロッパにお茶の文化が広がりはじめる。紅茶といえばイギリスのイメージがあるが、当初はオランダにより独占されており、戦争でのイギリスの勝利をきっかけとしてイギリスでの紅茶文化は本格的に栄え始める。
日本では明治時代になってやっとイギリスよりもたらされ、紅茶の輸入が自由化されたのは1971年、わずか30年の歴史しかない。

アールグレイ
アールグレイと言う名称は紅茶好きでなくても広く知られているが、これが茶葉の種類では無いということを知らない人もいるのではないだろうか?中国茶葉をベースに、ベルガモットという柑橘類の香りを付けたフレーバーティーのことをアールグレイと呼ぶ。
1830年頃、中国から持ちかえった茶葉を当時のイギリス首相であったグレイ伯爵が気に入り、まねて作った為、伯爵の名前からアールグレイと名付けられた。

オレンジペコーとは?
オレンジペコーとは、紅茶のサイズと形状を表す言葉であって、茶葉の名前ではないしましてやオレンジ風味のフレーバーティーでもない。定義としては「製茶仕上げの終わった茶葉で、長さが7〜11mmの針金状のもの」この一定の形状をオレンジペコーと言う。

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