戻る パクチー

タイ料理には欠かせない香草。独特の風味があり、苦手な人も多い。パクチーとはタイ語による呼び方(Phak-chii)で、コリアンダー香菜も実は同じものだということはご存知だろうか。

パクチー・コリアンダー・香菜
中国語で「香菜(シェンツァイxiang cai)」
英語で「Coriander(コリアンダー)」
学名は「Coriandrum sativum」
コリアンダーの語源は、「Koris(カメ虫)」+「Annon(アニスの実)」に由来する。未熟果や枝葉にはカメ虫に似た悪臭があり、完熟した果実にはアニスに似た芳香がある。

使用方法・歴史
あえ物やスープに添えたり鍋物の薬味に用いられるが、葉より根のほうが香りが強く、タイ料理では根のほうを多く用いる。
コリアンダーは非常に古くから利用されており、世界で最も利用人口が多いハーブと考えられている。日本には10世紀以前に渡来したが、日本人にはその風味が合わなかったのか、定着はしなかった。

効能・効果
種子には抗菌成分が含まれており、食中毒の予防効果がある。また実の成分には、たんぱく質と調和する性質があるため、胃や整腸に効果があり、漢方薬でも利用される。すりつぶした実と蜂蜜を混ぜて咳止めに利用するなど、古くからさまざまな薬効が認められてきた。 エッセンシャルオイルには、消化器系のはたらきを調整し、食欲不振に効果があるといわれている。
葉の独特の風味は食欲増進の効果が。カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンB2、ビタミンCも含まれていて、風邪などにも良い。消化促進、血液の浄化作用、強壮効果など様々な効能が。

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